【Art Finder presents】福岡のアートシーン最前線をお届けする新コーナー(2018/10/13放送)
2018年春から放送中、音楽・アート・カルチャー・フードが引っ張るライフスタイル都市・福岡の魅力をもっと地元や全国、アジアや海外の人に知ってもらうためのラジオ番組『FUKUOKA CALLING』に登場した新コーナー『Art Finder』。
2回目の放送、10月13日もバイリンガルカルチャーマガジン『Wooly Magazine』発行人、鶴田正人とCrawlerのmeggyが福岡のアートシーンで活躍するクリエイターをご紹介していきますよ!
今回、初ゲストにお越しいただいたのは、福岡のアーティスト「イモトサユリ」さん。
彼女との出会いは、9/14-16に開催された、大阪発のユニークな国際アートフェア「UNKNOWN ASIA (アンノウンアジア)」にて。
「UNKNOWN ASIA (アンノウンアジア)」は今年4年目の大規模なイベントで、2018年はアジア10カ国から選ばれた 200組が出展…!デザイン、写真、ファッション、イラストレーション、パフォーマンス…などジャンルも国も超えて、各国のクリエイター達が集結して、レビュワーや審査員たちと交流していました。
中でも、meggyが惹かれたアーティストがイモトサユリさん。しかも福岡出身と聞いて、運命を感じちゃって今回ゲストにも呼んでしまうという(笑)
イモトサユリさん
1988年生まれ、福岡県出身。
絵を描くことは、子供の頃から友達づくりのためのコミュニケーションツールとしての存在。
素敵な人に出会ったとき、
景色の中に面白い組み合わせを見つけたとき、
言葉にしづらい気持ちが溢れたとき、
それを色と形にのせて話しかける。
一歩的な言葉が、
誰かとの対話になることを想像して。
昨年(2017年)までは、モデルの方の作品や肖像画などを描いていたそうですが、今はすこし雰囲気が変わり、その時の感情で描いている絵日記のようなものへと変わってきたそう。見た方が自由に想像してほしいと仰っていました。
キャンバスいっぱいに拡がる彼女自身の内面、感情の色と形。
柔らかいサユリさんの印象を、『いい意味で』裏切られるというか。こみあげてくる激しさ、戸惑い、不安…?
でもその色使いからなのか、岡本太郎をどこか感じる、懐かしく包まれてくる不思議な感覚。
サユリさんは気さくでキュートな印象なんですが、絵について質問すると、とても楽しそうに制作過程を教えてくれて、「本当に描くことが好きなんだなー^^」とこちらまで嬉しくなってくる、そんな彼女の無邪気さが魅力です。
今後は、スカーフなどの制作も考えているそう。(絶対買います…笑)
福岡市内、どこかで彼女の絵を見かけたらチェックしてみてくださいね。