LIFE IS ART, ART IS LIFE #Rina Yamawaki exhibition『essential』
LIFE IS ART, ART IS LIFE @ HOSTEL & BAR LOUNGE「THE LIFE」
世界が交わり、人々が集うをテーマに外国人観光客に話題のスポット HOSTEL & BAR LOUNGE「THE LIFE」にて、『LIFE IS ART, ART IS LIFE』と題して九州にゆかりのあるアーティストのエキシビションを3月いっぱい開催中です。
今回のエキシビションは、2月23日~3月2日大好評のうちに終幕した福岡アジアアートウィーク「the finders」において、福岡アジア美術館に展示されていたアーティスト達の作品を新作含め、改めて追体験できる展示になっています。
福岡がアートにまみれた一週間、その余韻をぜひ肌で感じてみてください。
Rina Yamawaki exhibition『essential』3/14~3/22
3月14日よりスタートしたのは、長崎出身のRina Yamawakiさん。
Rinaさんはオーストラリアへの語学留学をきっかけにチョークアート考案者・モニーク・キャノン先生に出会い、彼女のアトリエでチョークアートを学びます。
色鮮やかなお花と、ウサギや猫、孔雀など精密に描かれた動物たち……と思ってよく見たら動物たちの耳がパンだったり、孔雀の羽がピザだったり。
真っ黒なボディに鋭い目つきの黒ヒョウ…と思いきや、黒ヒョウの体にはお菓子の「プレッツェル」柄が(笑)
この愛嬌あるユニークな発想は一体どこから来るんでしょうか??
チョークアートとの出会い、現在に至るまでの経緯をインタビューしてきました。
Rina Yamawakiさんスペシャルインタビュー
─────オーストラリアに語学留学されたきっかけは?
1歳頃から母が買ってきた英語の歌やリズムのカセットテープを聞くのが大好きでした。中でも動物の鳴き声シリーズ!小学生になると自ら英語に触れたいと通信講座を受講し、その文通の企画で知り合った相手が同じ年のオーストラリアの女の子でした。その頃からいつかオーストラリアで暮らしてみたいと思うようになり、2011年10月に念願叶って留学しました。
─────チョークアートにはどのように出会ったんですか?
留学中、私が住んでいたゴールドコーストという町にはチョークアートの考案者であるモニーク・キャノン先生も住んでいて、いつも通る海沿いのレストランやカフェにはモニーク先生のチョークアートのメニューがあったことがきっかけです。先生のアトリエではチョークアートを1ヶ月間学びました。
─────チョークアートの魅力はどんなところでしょうか?
チョークアートの魅力は人の温度を感じる色合いです。色を重ねて混ぜ合わせるときに指を使うのでそのように感じるのかなと。
─────チョークアートといえば、黒板などに描かれているのをよく見かけるのですが、廃材を選んだのはなぜですか?
チョークアートを始めてしばらくは黒板を使用していましたが、もっと自由に描きたい、本来木が持つ木目の美しさを活かしたいと思っていました。 廃材を選んだのは建設業の方や友人である大工さんから、そういうことならこれを使って!と廃材を分けてもらったことがきっかけですね。建設現場では毎日大量に出る廃材の処理をしているそうです。古くなったお家のリフォームで出た木材もあり、さまざまな表情や風合いを持つ木が気に入っています。
─────創作をする上で、気をつけていることは?
創作をするときは、心の中の情熱を絵に注ぐようにしています。1つ1つの作品に想いが宿って欲しいといつも思っていて、見る人を笑顔にできたら幸せだなと思います。
─────個人的にはピザな孔雀さんやサンドイッチな狐さんの表情もたまらなく好きなのですが、食べ物と動物の組み合わせ(+お花)など、創作はどこから着想を得ていますか?
気に入っていただきありがとうございます!よく子供のころからしていることですが、雲を眺めて何の形に見える?の延長のような感じです。 生きることに真っ直ぐで純粋な動物や、儚い命ながら美しく咲く花々に魅力を感じるのでそれを題材にしているのと、その中で人間は動物の命をいただきますが、畑を耕し農作物も作ります。その中でパンは生きもの、という事を感じます。その3つを絵で表現して生きることを伝えたくて描き始めました。
─────これからどんな会場で展示をしてみたいですか?
今回のLIFEさんでの展示のように インスタレーションとして会場全体を森のようにして、作品探し!ってしてみたいです。またそれとは対称的に無機質でシンプルな中での展示もしたいと思いました。 今回のLIFEは両方叶ったような形になりとても嬉しいです。 そして、海外でも展示をしてみたいですね。いつか、原点であるオーストラリアのメルボルンで展示できたらいいなと思います。
「今は絵を通じて様々な方と繋がりを持てたことに感謝しています」と語るRinaさん。これからの活動も楽しみです!
いつも外国人の宿泊客で賑わっているTHE LIFE HOSTEL。カジュアルモダンで木の香りが漂うバーラウンジが、Rinaさんの作品が飾られると相まってオーストラリアのサバンナに飛び込んでしまった雰囲気になっています。
廃材を使用することや「生きること」「命をいただくこと」に真摯に向き合いながら表現されているからこそ、なんだかこの空間にいると元気になれるような…エネルギーチャージできるような気がします。
Rina Yamawaki exhibition『essential』は3月22日まで、キャナルシティ近くのTHE LIFEにぜひ足をお運びくださいね。
Rina Yamawaki exhibition『essential』
会期:3月14日(木)~ 3月22日(金)8:00-24:00
入場無料
会場:THE LIFE HOSTEL & BAR LOUNGE(福岡市博多区祇園町8-13第一プリンスビルTHE LIFE)
展示中の作品はすべて購入可能です。
お名前、お電話番号、ご住所、購入を希望する作品名を明記の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。
メールアドレス:contact@elente.tokyo
会期後、10日~2週間以内に発送いたします。ご不明な点などはお気軽にお問い合わせください。
■作家プロフィール
Rina Yamawaki
1986年長崎生まれ。2011年10月に渡豪。
ゴールド・コーストで語学学校に通いながら仕事をして暮らす。オーストラリアのカフェに飾られているチョークボードを見て興味を持つ。2012年02月よりバーレイヘッズにアトリエを構えるモニークキャノン先生のもとでチョークアートを学ぶ。
LIFE IS ART, ART IS LIFEは続きます
THE LIFE では3月いっぱい福岡・九州にゆかりのあるアーティストのエキシビションを開催中!
じわじわと各方面で話題沸騰中のアーティストが集結しました。
これから間違いなく、大輪の花を咲かせるであろう彼らのエキシビションをお見逃しなく。
3/3-13 Hajime Kuwazono
@kuwazono_hajime
3/14-22 Rina Yamawaki
@carbon8blanc
3/23-3/31 m2n
@matsu__n
ラジオ番組を一週間限定で聴けます♪
FUKUOKA CALLING | radiko
2018年春から放送中、音楽・アート・カルチャー・フードが引っ張るライフスタイル都市・福岡の魅力をもっと地元や全国、アジアや海外の人に知ってもらうためのラジオ番組『FUKUOKA CALLING』に登場した新コーナー『Art Finder』。
バイリンガルカルチャーマガジン『Wooly Magazine』発行人、鶴田正人とCrawlerのmeggyが福岡のアートシーンで活躍するクリエイターやイベントをご紹介。
今回のエキシビションを3月16日放送でご紹介させていただきました。こちらもぜひCheck it out!!